- SNS・マッチングアプリ等で知り合う
- LINE等、別のサービスへ移る
- 親密なやり取りが続く一方、実際に会うことはできない
- 将来・結婚・投資・仕事・旅費・荷物などを理由にお金の話が出る
- 送金後も税金・手数料・追加投資など別名目で支払いが続く
- 出金・返金・来日などの条件としてさらに送金を求められる
2026年上半期も被害が続いている
警察庁はSNS型ロマンス詐欺を、SNSやマッチングアプリなどを通じて知り合った相手と直接会わないままやり取りを続け、恋愛感情や親近感を利用して金銭等をだまし取る手口として案内しています。令和8年上半期は認知件数2,509件、被害額246.6億円で、40代から60代の被害が大きな割合を占めるとされています。
年齢や利用サービスだけで「自分は対象外」と考えるのではなく、相手との関係と金銭要求を分けて確認することが重要です。
長期間やり取りしていることは本人確認にならない
何週間・何か月も会話が続いている、毎日連絡が来る、写真を何枚も受け取った、といった事実だけで相手の氏名・職業・居住地まで確認できたことにはなりません。警察庁はSNS型ロマンス詐欺の実例として、海外在住者や専門職を自称する相手、結婚や将来の生活を語る相手から投資や立替金を求められるケースを紹介しています。
ビデオ通話をした場合も「支払いの正当性」は別に確認する
通話や映像があることは、テキストだけより情報が増える場合があります。しかし、映像で話したことと、相手の説明する勤務先・投資先・荷物・送金理由が本物であることは別問題です。送金の正当性は、相手の会話の外側から確認します。
会う前にお金の話が出たら、関係性と支払いを切り離す
「二人の将来のために投資しよう」「会いに行く旅費が必要」「仕事で必要な金を立て替えて」「荷物を送るので手数料を払って」など、好意と金銭要求が結びついたときは、その場で送金しません。
相手を信じたい気持ちがあることと、支払先・契約・投資・費用の根拠が確認できることは別です。送金先の名義、業者の登録、実際の契約や請求を独立して確認します。
投資へ進んだら、ロマンスより投資確認が優先
暗号資産、株、FX、ネットショップ経営などを勧められた場合は、相手との関係がどうであっても金融・事業面の確認へ切り替えます。金融業者の登録、振込先、出金条件を公的情報から確認してください。
「秘密にして」は外部確認を妨げるサインになり得る
家族や友人に話さないよう求められた場合、その指示だけで詐欺と断定はできませんが、外部の確認を入れにくくなります。金銭要求が出ているなら、関係の外側にいる家族・友人や公的相談窓口へ、支払い部分を含むやり取りを見せて整理する方法があります。
個人情報や身分証を追加で送る前にも止める
送金だけでなく、氏名・住所・身分証画像・銀行口座・認証コード等を求められることがあります。相手の本人確認ができていない段階では、追加情報を渡すことで別のなりすましや勧誘に使われる可能性も考え、安易に送らないようにします。
すでに送金してしまった場合
「追加料金を払えば引き出せる」「最後の支払いで会える」「税金を払えば荷物を受け取れる」と言われても追加送金を止め、金融機関・警察・消費生活相談等へ早めに相談します。
ScamScanができること・できないこと
ScamScanは、送られてきた文面やスクリーンショットに、金銭要求・緊急性・感情への働きかけなどのリスク要因があるかを整理する補助に使えます。しかし、写真の人物が本人か、職業や居住地が本当か、恋愛感情が本物か、投資先が実在するかを確認する機能ではありません。