まず確認
  1. 国税庁を名乗るSMSにURLがある → そのURLへアクセスしない
  2. 未納・差押えを理由にSMS/メールで支払いを求める → 通知から支払わず、現在の国税庁方針と照合する
  3. 還付・納付のため口座やカード情報を入力させる → 国税庁・e-Taxを自分で開いて確認する
  4. e-Tax利用者はメッセージボックス等の正規画面を確認する
  5. 税務上の確認が必要なら、国税庁サイトに掲載された税務署等の連絡先から確認する

2026年8月時点の国税庁の注意喚起

国税庁の2026年8月メールマガジンは、不審なメールや電話が多発しているとして注意を呼びかけています。そのうえで、国税庁・国税局・税務署では、納税者の同意なく国税の納付を求める旨や差押えに関するSMS・メールを送信していないと案内しています。

この「同意なく」という条件を落として「国税庁は一切メールを送らない」と一般化するのは正確ではありません。国税庁は税務調査等で必要に応じてメールを利用することがあるほか、e-Taxにも登録したメールアドレスへ通知を送る仕組みがあります。

国税庁はSMSにURLを記載した案内を送らないと案内している

国税庁の「不審なメールや電話にご注意ください」では、国税庁からのSMSにはURLを記載した案内を送信しないと説明しています。SMSで国税庁を名乗り、URLから未納確認・差押え解除・還付手続き等へ誘導する場合は、そのリンクを確認経路に使いません。

ただし「国税庁を名乗るメールは全部偽物」ではありません。 正規のメールが存在する場面もあるため、送信パターンや自分のe-Tax利用状況を公式情報から確認します。

e-Taxを使っている場合は正規画面のメッセージを確認する

e-Taxを利用している場合、受信したメールのリンクではなく、e-Taxを自分で開き、メッセージボックスや通知を確認します。国税庁・e-Taxは不審メールへの注意情報も公開しているため、メールの件名や文面だけでなく、公式側の現在情報と照合します。

未納・差押え・還付の「事実」は通知と別に確認する

本当に未納があるか、納付手続きが必要か、還付に関する通知があるかを、届いたリンクではなく自分で開いた公式サイト・e-Taxから確認します。税務署へ問い合わせる場合も、メールやSMS本文の番号ではなく国税庁サイトに掲載された連絡先を使います。

届いた内容確認方法
「未納税金があります」通知リンクを使わず、e-Taxや税務署の公式経路から納付状況を確認。
「差押えを実施します」2026年8月の国税庁注意喚起と照合し、本文の支払先へ送金しない。
「還付金を受け取れます」本文で口座・カード等を入力せず、公式の還付手続き情報を確認。
e-Tax通知らしいメールメールリンクからではなくe-Taxを直接開き、メッセージボックスを確認。

AI音声や自動音声で国税庁を名乗る電話にも注意

国税庁は2026年8月、AI音声や自動音声を使い、国税庁・国税局・税務署を名乗る不審電話についても注意を促しています。SMS・メールだけでなく、電話で未納や差押えを理由に支払いを急かされた場合も、相手から示された番号や操作方法をそのまま確認経路にはしません。

すでに入力・支払いをしてしまった場合

ID・パスワード、カード情報、口座情報などを入力した場合は情報入力後の対処へ進みます。送金・支払いをした場合は、決済先の金融機関等や警察への相談も検討してください。

ScamScanの使い方

ScamScanは、国税庁を名乗る文面やスクリーンショットをAIの第二意見として分析できます。ただし、税務署からの連絡履歴、e-Taxの通知、納税状況を参照する機能はありません。国税庁の明示した通信方針と公式サービスの状態確認を優先してください。